シンクロニシティはなぜ起こるのか?
今回は、シンクロニシティについて和田勉なりの解釈を
加えてみたいと思います。
さて、シンクロニシティとは何でしょうか?
よく、「シンクロした~」って言ったりしませんか?
シンクロニシティとは、心理学者で有名なユングが提唱した概念で、
「意味のある偶然の一致」
日本語にあえて訳すと、
「共時性」、「同時発生」などと言われています。
私の例で話すと、毎月上旬に和田家のお墓参りに行くのですが、
先日、ご先祖様にいつもどうり現状の報告をし、
これからも見守ってくださいねと手を合わせて
お墓を出てから3分もしないうちに電話がかかってきました。
半年後ではありますが、研修の仕事の依頼の電話でした。
その話を、たまたま仲の良い知り合いに話して、
彼と別れてからオフィスに戻ると、
研修プロデューサーから連絡が入り、
誰もが知ってる大手企業からの3か月で
合計3回の研修案件が決まったとのことでした。
「続く時は、続くな~」
と、とても不思議な感覚でした。
お墓参りから始まった、今回の連続した出来事。
実は、最近私はこのような偶然の一致が頻繁に起こっています。
若いころはそんなに起こっていなかった気がします。
若いころと最近、特に独立してからでの大きな違いは何かと
深く考えてみたら、明らかに違うことがありました。
それは、お墓参りに毎月行ったり、
神社・仏閣を頻繁に訪れたり、
祝詞や真言を毎日唱えるようになったことです。
若いころは、手も合わさなければ、神社やお寺にも
ほとんど行きませんでした。
(お賽銭も入れませんでした)
このシンクロニシティが頻繁に起こるのは、
目に見えない世界、
たとえば、ご先祖様の霊や自分の守護霊からの
メッセージではないかと。
良いことが続けて起きる時は、
今のままで、どんどん進んでいけ!
というメッセージ。
反対に、悪いことが続く時は、
今のままではダメなので、
立ち止まって、もう一度考えろ!
というメッセージではないかと。
デミ・ムーアとパトリック・スウェイジが主演していた
「ゴースト ニューヨークの幻」
というちょっと古い映画をご存じでしょうか?
強盗に襲われ命を落とした男(パトリック・スウェイジ)は、
幽霊となって恋人(デミ・ムーア)の前に現れますが、
彼女には彼の存在がまるでわからない。
そこで、彼は超能力者から念力の使い方を教えてもらい、
彼女の前で彼が存在していることがわかるような
目に見える現象を起こします。
これに似ているのではないかと思っています。
つまり、目に見えない世界からのメッセージを
私たち物質界にいるものに伝えるために、
私たちが理解しやすいような『現象』という形で
シンクロが起こっている。
もし、霊能力者なら直接教えてもらい、理解できるかもしれませんが、
一般人にはなかなか難しいですよね。
そして、このシンクロニシティが起こりやすくなる、
あるいは、受け取りやすくなるためには、
直観力を磨くのが近道なような気がします。
それが、今回のお墓参りや神社巡りなのかもしれません。
そういえば、最近冥想も毎日やるようになったのも
直観力を鍛えているのではと感じています。
ご先祖さまや守護霊は、あなたに良くなってもらおうと
メッセージを送っている。
それをキャッチするためにも、
直観力を鍛えてみる。
今日から、あなたも意識してやってみませんか?