安心を得るために5本の収入の柱を持つ

サラリーマン生活を27年過ごしてから
独立して強く感じたのは、
毎月決まった日に給料が入る、
年に2回ボーナスをもらえるというのが
なんと当たり前に感じていたんだなぁ
ということです。

 

今、サラリーマンの方はおそらくこれに関しては

「あ~、いただけて有難い」

とは、なかなか思えないと思います。

 

「うちは待遇悪いし」

「給料は少ない」

「ボーナスはこれっぽっち」

 

こう思う人は多いと思います。

 

これからは、コロナのようなパンデミックや
天変地異がいつ起こるかわかりません。

 

そうなると、企業の売上自体がどうなるかわからないし、
あなたの安定した給料の保証などわかりません。

 

様々な事情で、給料が下がる可能性が高いと予測すべきです。
それならば、それを補うためにどうするか?

 

まさに、副業も真剣に考えて本業以外で
給料の減額分をカバーする。
もしくは、今の給料に上乗せする。
この考え方をぜひ持っていただきたいのです。

 

お金を学ぶ『人生の寺子屋』で

「収入の柱を5本作る!」

と授業で話しました。

 

5本??
これは、何も50万円の柱を5本作りましょう
と言っているのではありません。

 

たとえ、毎月1万円づつでも入ってくる
収入源が1本でもあると人は安心感を得られます。

 

もちろん、この柱を5万円、10万円と
太くしていきたいのですが、
まずは、異なる収入減を複数作ることです。

 

5万円の柱が給料以外に4本あれば、
これで給料+毎月20万円になります。

  

普通のサラリーマンの方は、お給料以外収入は
入ってきません。

 

給料以外の収入とは、毎月でなくても、
半年に1回の株式の配当などでもOKです。

  


おかげさまで、私は日本株はほとんど手仕舞いしましたが、
古巣の三井化学の株だけは持ち続けていて、
先日も、株主配当の通知がきました。
これも1本の柱です。

 

毎月安定して入ってくるお給料がなくなる日。
高齢になって、会社を定年退職しなくてはいけない時が
必ずやってきます。

 

安定的な「給料」が無くなる日が必ず来るという現実を
しっかり受け止めてほしいのです。
そして、これから収入の他の柱を作る時には、
業界を分散させることがとても大事だと
今回の新型コロナでわかりました。

 

私がメインで稼いでいる、研修業界は直接的に
大打撃を受け、大幅な売上げダウンとなりました。

 

しかし、私の知り合いの業界はコロナの影響を
全くうけていません。


それどころか、私の顧問税理士さんの情報によると、
建設業、不動産業のある取引会社は、会社始まって以来の
増収だったそうで、税金対策をどうしましょうという
相談まできてるそうです。

 

AIの影響も考えなくてはなりません。
人がいらなくなる仕事。

 

2014年にオックスフォード大学の
マイケル・A・オズボーン准教授が、
20年後の将来に、47%の仕事がなくなる
という論文を発表しました。

 

今回のコロナで20年後が前倒しされる可能性も
出てきたのではないでしょうか?

 

ぜひ、危機感を持って、早めに本業以外の収入の柱について
真剣に考えましょう!

私もこれからみなさんからのいろんな相談に
のろうと思っています。

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Posted by 和田勉